さいたま夕暮れ散歩 11月の休日

3日間分、徒歩。最近は精神面を含めた体調不調で遠出がかなわず、近隣を愛す。

鴻沼川

夕日のきれいな街

さいたま市は決して悪い所ではないが、総じて自慢できるものは無いのが目立たない理由だろう。あえて上げればということになるが、住んでいる南区や中央区は夕日がきれいだ。夕日がきれいな街というと森高の渡良瀬川の歌詞を思い出すけれど、地元の夕日も中々悪くはない。それなりに理由があって、まず西方面には荒川があり、結果広大な平原が広がっていて西側に夕日を遮るものがない。そして街場は西斜面で少し高台になっている。西の空は広いのである。

市が近所の溝川沿いの遊歩道を整備し始めた。水はまだ汚いのだが、評価できることにコンクリートで川岸を覆わずに、木製の杭や板で極力覆うようにしている。やはり風情がでるので最近はこの溝川辺りをうろうろしている。歩き通すと2駅先まで行けるのだ。溝川沿いの廃屋は緑が繁茂して趣がある。近所をゆっくり歩くとこんな価値の無さそうなものにも目が行く。

医王寺の大日如来像堂

埼玉県の重要文化財が格納されている医王寺。山門脇は幼稚園の増設で大工事中。さすがにこの堂の周囲の森は保存されている。

西堀氷川神社の冬桜とトンネル上の曖昧な空間

冬桜がきれいだ。新型i-hone-seのカメラは背景がぼけるのに驚く。神社脇の切通は計画道路でトンネルになり、この上からの夕日がきれいだ。特に必要とは思われない道路ができて、曖昧な空間が誕生した。車の通りもないので、子供たちが集まって遊んでいる。妙に落ち着く。

夕日に映えるオブジェ

溝川沿いには郊外らしい事業所や倉庫が散在している。夕日を浴びると打ち捨てられた重機さえオブジェのように見える。

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