2020・4・22 トレック 2020・5・3 徒歩

■寸断される古道

西堀氷川神社から先、計画道路の工事で一部古道筋は寸断されてしまった。古道筋にクロスして、地下にトンネルを通すようなのであるいはトンネル完成は道筋が復旧されるのかも知れない。ちなみにトンネルの名称は「日向トンネル」とのことで、地域の地名を残すかたちになっている。

■古道脇の古墳

その先も元々工場があって(今では巨大宗教施設)寸断されていたのだが、続く古道筋沿いに古墳があるのを後日発見。その名も「日向古墳」。特に案内表示が無いため見落としていた。ちなみに同じ町内(中島)には本杢古墳というこれよりもかなり大きな古墳がある。近所の新明神社古墳とあわせて土合古墳群というそうだ。

■與野の大かや

埼大通りを渡ってすぐ右手に曲がって進むと「與野の大かや」がある。樹齢1000年以上ということで国天然記念物となっている。そもそも与野には巨木が多いのだが、この太さの幹にはなかなかお目にかかれない。隣には金毘羅天堂が鎮座し、隣接する妙行寺は格式の高い日蓮宗寺院。

■三叉路×2+六叉路+歩道橋

与野の少々田舎じみてはいるが、商店や飲食店も多く楽しそうな道筋を抜けていくとまた氷川神社がある。ここは三叉路になっているが、元々の旧道は向かって右側の細い道のようでそちらを進む。まだ畑の残る牧歌的な風景の中を通り抜けると高速の入口にぶつかるので、クランクして反対側に出る。上子町(カミコチョウ)の表示。三叉路を左側に曲がってしばらく行くと今度は六叉路だ。交番の左手の道を進む。やがて先の氷川神社の右側の道とどこかで合流するのが本当なのだろうが、そうした道筋は無く、旧川越街道を左折してセイムスの角を右折して合流することとした。 やがて面白い光景に出合った。準幹線を渡る所に歩道橋があるのだが、この道筋の真ん中に太い支柱が鎮座している。もちろんこの結果車は通れなくて人あるいは自転車でしかこの準幹線には出られないのである。

■この先突き当たり

古道らしい道筋と風景

そうして大平公園へ。以前はここから右折してから公園を左折するルートをとっていたのだが、やはり直進が正しいようだ。以前のルートだとその後はひたすら直進すれば良いというメリットがあったのだが、本日修正したルートは緑も多く正解という感じである。やがて農業機械化研究所の広大な敷地にぶつかる。本来古道はこの敷地内をさらには自衛隊駐屯地の中を走っていたものと思われるが、右折して次の信号を左折して進むことになる。これが前回ルートである。