朝霞のパワースポット①御嶽山神社

2020･7･15　引又街道番外編

引又街道の探索の際に、芳賀先生の「武蔵古道ロマンの旅」に紹介されていた小高い山の上の御嶽山神社を探してみたが入口が分からず、そのままになっていた。積水化学の工場跡の住宅開発地の後背の丘の上であることは理解していたのだが、細い登り道を２通りほど登っては行き止まりという結果であった。

わだかまりが残り、家でも地図を眺めては再チャレンジを決意。コロナ禍と長雨のダブルパンチで家で鬱々としていたのだが、たまらずに車での探索を決行。車をゆっくりと走らせて、工場跡地の引又道の方に曲がらず、朝霞の街に向かう坂道を登ると目印の郵便局の脇に小さな鳥居があった。道路からも少し奥まっていてなるほど分かり難い。

鳥居をくぐれば空気が変わる。しかし、マイナスイオン的なものとは少し違い、正直言えば少々気味の悪さもある。板碑は倒れ、廃屋になった社もある。（写真表示はなし）しかも上へ登れば顔のあたりに蚊が飛び交う。あっと言う間に足もかゆくなる。大粒の雨も落ち始めた。結局早々に退散することになるのだが、ほんのわずかな時間でも異次元空間に迷い込んだような気分を味わえた。それにしてもこの神社の縁起は不明だ。道路や住宅の造成などで、周辺の石碑なんかをこの山の持ってきて集めたというところだろうか。

＜現地地図＞