多聞寺~6号新四ツ木橋~奥戸街道~京成立石~中川沿で奥戸橋~新中川を三和橋~葛飾区鎌倉~京成小岩~上小岩遺跡道~真光院~江戸川土手~市川橋~市川関所~里見公園 自転車 トレックFX3 帰路は三郷から輪行

荒川右岸の荒サイで多聞寺へ。国道6号の四ツ木橋から奥戸街道に。古道は跡形も無いが、6号を綾瀬川で左折して少し北上、右折する道が微かに古道の雰囲気が残る。この道は奥戸街道に続く。しばらく進むと立石の商店街に。古道は商店街として残っているケースも多く、道が幸せなかたちで存続している例だろう。東京都は予算が潤沢なのだろう、道路整備がすすんだ近代的な街並みを抜けることになる。 中川にぶつかるが、渡らずに蛇行した右岸の道を上流へ。左折するところに地蔵堂があり、その先にも地蔵堂があって古道であったことを偲ばせてくれる。

奥戸橋で中川を渡り、しばらく自転車をこぎ、新中川を三和橋で渡ってすすむと地名が「鎌倉」になる。道沿いの某社社宅には堂々と「鎌倉寮」のプレートが付けられている。だまされたと思った人はいるのだろうか。この辺は道の造成が新しく、街が明るい雰囲気で新開地のようでもある。

そのまま直進すると江戸川沿いの真光院に突き当たる。昔はこの辺が渡河地点であったのだろう。脇の路地を抜け堤防を登ると対岸の正面に鳥が翼を広げた様な森が広がっている。里見公園だ。里見氏の城跡である。ここを目指すのであるが橋が無いので、かなり下流の市川橋を渡ることになる。河口側は高層マンションが林立していて市川の変りようには驚く次第だ。土手沿いの道を北上すると市川関所跡がある。 里見公園周辺の地形は川岸からいきなり台地状に地盤がせりあがっている。登ってみると城跡の上からは対岸がくまなく見渡せた。公園の薔薇が美しかった。

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